こんにちは
自己肯定感を高めて折れない自信を作るセラピールーム
つながりセラピー.com しまむらまゆこです。

大切なわが子が亡くなったときに必要なことは、
ゆっくり時間をかけて、たくさん、たくさん悲しむことです。

日々の暮らしに忙しくて、自分の気持ちを置き去りにしていることもあるでしょうし、
この悲しみと向き合ってしまったら、もう立ち上がれなくなってしまうんじゃないかと不安になることもあるでしょう。

それでも敢えて言います。
やっぱり、たくさん悲しんでください。
悲しみの深さは、心の中にぽっかりと空いた穴の深さのような気がします。
そうしたら底なし沼のように感じる悲しみに、いつしか底が感じられるようになってくる。
そして、自分にとってどれほど大切な存在だったかを教えてくれた悲しむという時間の尊さを受け入れることができ、少しずつ前を向く気持ちになっていくのです。

肌と肌を触れ合わせることはできなくなってしまったけれど、
わたしたちの心の中には、大切な人の魂を住まわせる場所があります。

わたしが心を動かされるとき、心の中の居場所にいる大切な人に届きます。
綺麗なものを見たとき、生命の輝きを感じたとき、良い香りを嗅いだとき、美味しいものを食べたとき、
心の中にいる大切な人も喜びます。

わたしの目や耳、鼻、口、五感、全ての感覚器を通して、大切な人に伝えることができるのです。
わたしたちは、そうやってつながっている。
つながりを感じる感覚を大切に丁寧に扱うと、今まで感じられなかった豊かな世界と出会うようになってきます。

ひとりぼっちで立っている孤独感ではなく、
自分を支え、守ってくれる人びととのあたたかいつながりを感じ、
大切な人といつも一緒にいる感覚を持つ。

そうやって生きていくことができたら、あなたの人生はどうなっていくと思いますか。

 

どこか感覚を遮断したまま、意識をどこかに浮遊させたままでも生活はできるのですが、
自分の魂が自分の身体の中にいない状態になりやすいので、
ふーっとどこかへ行ってしまいそうになる自分を捕まえることができるようになるまでは危ういのです。
いま思うと、かつてのわたしはかなり危うい状態でした。もちろん、自覚はなかったのですが。
そんな時は、誰か安心できる人が側にいてくれると助かります。

もしも安心できる環境が側に見当たらない時は、お声をかけてください。
まずは、お話しを聞かせてくださいね。