こんにちは
自己肯定感を高めて自分軸で生きるカウンセリング つながりセラピー.com島村繭子です。
離婚した夫やお別れしたパートナーとの関係は良好ですか?
わたしの場合は、基本的に元夫とは連絡を取ることはありませんが、元夫は子ども達の父親なので、親としての関わりは続いています。元夫であり父親であるという関係が、わたしの中でごちゃごちゃになっていて、連絡を取るとなぜか嫌な感覚を引きずるということが続いていました。そのときのわたしは、わたしだけが子どもと一緒に暮らしていることになぜか後ろめたい気持ちがあり、自分に非がないようにバレないように、かなり丁重な対応をしていたように感じます。
事実は、わたしたちは離婚した元夫婦であり、子ども達の父親であり母親であるということ。
それ以上でもそれ以下でもありません。そして、その関係はずっと続きます。
母として、父として、子どもを見守るときに共通の親としての思いは、子ども達が幸せに自分の人生を歩いてほしいということ。そして、それぞれが「親としての思い」を持っていて当然で、自分を犠牲にしたり、恩着せがましくなったりすることなく、自然に惜しみなく愛を与えることが普通なのです。
頭ではわかっているのに、無意識が今までの関係に引きずられていて、ここに気がつかないでいると、なんだか相手に過剰に気を遣ってしまって自分がぶれてしまうので、やりとりがとてもおっくうに感じたり面倒くさく感じたりします。それは、相手の意向や行為を善意なのだからと自分に言い聞かせたり、親の都合で離婚をしてしまったという負い目(それもわたしのせいで離婚に至ったという罪悪感)を抱えていたからでした。
離婚した夫や別れたパートナーに対して、もっとこうしておけばよかったとか、相手は自分の助けを必要としていたんじゃないかとか、自分のせいで終わりになったとか、なにかしら心が重くなるような思いをかかえているとしたら、良い方法があります。
わたし自身もこのワークを通して、元夫との関係が楽になりました。わたしたちは、結婚や恋愛を通して相手と絆が結びます。お別れするには自分の罪も認めなければいけません。誰かを貶めたり非難したりすることなく、相手を尊重し敬意をもったお別れをし、自分にも誇らしくいられるこのワークは、新しい恋愛に向かうのを止めている場合にも有効です。
実際、先日このワークを受けた方が次の日に元パートナーにばったり出会うという体験をされました。
元パートナーは彼女に近寄ってきましたが、もう関係を続ける気持ちがないのだから、と断って帰ってきたそうです。気持ちが揺れることもなかったそうです。ご本人もビックリの報告をいただきました。