[しまむらまゆこのメールレター8月号/2018]

今日のテーマは「役立たずを楽しもう♪」

役に立たない自分には価値がない

という思いこみが、
心の奥底にずっと握りしめていて、
時間をかけて少しずつ薄れてきたのだけれど、
なにかの拍子にチクチクとする痛みがありました。

それを先日、こじ開けてみました。

ゆっくり痛みの元に入り込んでいくと、
そこには、、、

深い悲しみと嘆き、
やり場のない理不尽さ、
罪悪感と特別感、
さらには万能感が、
静かに顔を出してきました。

ひとつずつ見ました。

すると、
徐々に変化していくのが見えました。
柔らかく温かい感覚がやってきました。

瞑想をしていると、
これらの感覚が映像とともに現れては過ぎていく、
という体験をすることがあります。
たま〜に、、、(笑)

「役立たずを楽しもう」は、
OSHOトランスフォーメーションカードからのメッセージです。(10.価値)

自分の価値を証明しようとして、自分自身を貶めてはいけません。生の最も偉大な体験は、あなたが“する”ことを通してやってくるのではなく、愛を通して、瞑想を通してやってくることを覚えておきましょう。

ある森で一本だけ切られていない大きな木があった。
木こり達は言います。
「この木はまるで役に立たない。枝という枝に節が多すぎて、まっすぐな枝がひとつもないのだ。燃料にするにも煙が目の毒になってしまう。だから切らなかったのだ。」

この話を聞いて、老子は弟子に伝えます。
「この木のようになるがいい。
もしお前達が役に立つなら、切られてしまい、誰かの家具になるだろう。
もしお前達が美しかったら、市場で売られてしまい、商品になるだろう。

この木のようになるがいい。まったくの役立たずに。
そうなったら、お前達は大きく、広大に成長して、
何千人もの人々がお前達の下に陰を見出すようになるだろう。」

報酬は内側にある。
もともと備わっている。
それは行いから湧き起こる。

だから、自分は役立たずだと感じても心配することはない。

自分の価値を証明しようとしてはいけない。
役立たずのままでいて、楽しむがいい。
  (部分的に引用)

もちろん役に立ってもいいし、立たなくてもいい。

今を楽しみなさいって、言われてるんだなぁって思いました。

私たちは自分の意識が過去に行ったり、未来へ行ったりしている時、
今を楽しむことができません。

もちろん
「『今』(ここ)から意地でも動かない!」
と頑張る必要もありません(笑)

過去に行っている自分や未来を心配しすぎている自分を発見したら、
「あ、違うところへ行ってるなぁ」と気づいて、
「今ここ」に帰ってくればよいのです。

今、ここにいる。
意識して、ここにいること。
そうしたら、楽しいという感覚にも気づき始めます。

ミルトン・エリクソンは、「人生は生きるためにあって『人生を楽しむこと、完全に楽しむこと』」を強調しています。彼の治療や子育ては、ユーモアに富んでいて、実に楽しいのです。自己成長を促し、『自分の流儀でやってのける』ことが重要なのだと言います。
(「私の声はあなたたとともに~ミルトン・エリクソンのいやしのストーリー」より引用)

ミルトン・エリクソンを読んでいて気がついたのですが、わたしが大切にしたいことは、自己成長を引き出すことにあるのです。

あなたが大切にしたいことはなんですか。
ぜひ、教えてください。