[しまむらまゆこメールレター2月号/2019]

先日、あるセミナーに参加してきました。

どっぷりと浸っているコンステレーションの世界を、
少し引いた位置から、
改めて見つめ直す機会となりました。

その中で講師の方が
「どこまでもわからないことを尊重しているのがコンステレーションです」
とおっしゃったのが印象的で、

わからないことを明らかにしようとするのではなく、

わからないことはわからないものとして扱う

ことが前提にあるから、面白いんだなぁと再認識できました。

やっぱり、この道は奥深く興味が尽きませんね。(笑)

「わからないこと」に対して自分を開き、
敬意と尊重を持って詠んでいくことがコンステレーション。

クライアントと共に、星のつながりを詠むように進んでいくことが、
星座、布置という言葉を使う源なのですね。

例えば、

私たちは、時計の針が進むように、
出来事が次々と継続して発生するものが時間だと考えていますが、

実際には、
過去、現在、未来はすべて同時に起こっていて、
たくさんの空間と時限が入り乱れている。

また、死の世界はわからないものですが、
死を切り離していると孤独や恐怖を抱えることがあります。

私たちの無意識では、
わからないものとつながりたいという願望があって、
死とのつながりを思い出した時に、
孤立しなくなるというのもそのひとつ。

コンステレーションで感じられるよいものは、
他の誰でもない、
自分自身が腑に落ちる感覚です。

今まで自分の内側にあって、
ひとつひとつバラバラだったものが、
次々とつながって意味を持ち、
輝き始める瞬間。

深い所で納得できる感覚にたどり着くことができた時、
深い安心に包まれ、くつろいでいられるようになっていきます。

おごらず、

人と比べず、

面白がって、

平気で生きればいい。

樹木希林さんが残した、この言葉が好きです。

どの道を歩んでいくのかは、自分で決められる。

心を込めてこころある道を歩んでいこう。