カウンセラープロフィール
島村 繭子 Shimamura Mayuko
つながりセラピー代表 心理カウンセラー/心理発達等支援相談員
1971年福岡市生まれ。
鹿児島純心女子短期大学養護教諭コース卒業。
専業主婦として子育てを経験中、28歳で3女を出産直後に亡くし、激しく落ち込んだ生活になる。そのとき長女が通っていた幼児教室の保育士やママ友に支えらたことがきっかけとなり、保育士の資格を取得する。
重症心身障害者施設、児童相談所の一時保護所、精神障害の方の通所施設、認可保育園で勤務。保育士という職業を通して、自分自身の「生き直し」を経験すると同時に、「どうせ私なんて・・・」という生き方を問い直すことを始める。
そして、学生の頃から興味のあった心理カウンセリングや心理療法を学ぶ。
NLP、ゲシュタルト療法、未来解決志向ブリーフセラピー、再決断療法、交流分析、トラウマ解放、原始反射統合、発達支援、ファミリーコンステレーション(家族療法)など。
これらの学びとカウンセリングを通して、他人の評価に左右されず、自分の人生を丁寧に生きることに安心と喜びを感じるようになりました。
プライベートでは41歳のときに離婚。そして現在は、パートナーと愛猫(2022.1.18虹の橋を渡る)、パートナーの母との生活を育みながら、独立した2人の娘家族との大切でかけがえのない時間を過ごしています。
2015年1月より、セラピストとして活動を開始。
心理セミナー、パートナシップワークショップなどを開催しながら、他人の評価が気になる、自分のことが嫌い、人が怖い、アルコールや過食などの依存から抜け出せない方へ、個人セッションを通して、自分の本質と本来自分の中にある力をつなげることで、クライアントさんの可能性を引き出してきました。
初対面でも温かくて安心感がある話しやすい空気感と、相談者それぞれのペースに合わせ、的確に問題の根本を捉えた鋭い介入は信頼を得ています。
●公認心理師
●保育士
●HIJ(現コンステレーションズ・ジャパン)システミック・コンステレーション8期、10期トレーニング修了
●OSHO JAPAN メディテーション ファシリテーショントレーニング修了
●全米NLPマスタープラクティショナー
●灰谷孝さんの発達支援コーチ中級コース修了
カウンセラーからのメッセージ
~ 自分で自分を認められなかった私が自己肯定感を取り戻した過程 ~
兄と妹がいる3人兄弟の「真ん中っこ」として育ちました。父は仕事が忙しくてほとんど家にいない環境。母は頼る実家や親せきもなく、ほぼ一人で私たちを育ててくれました。
小さい頃のわたしは、どうやったら忙しい母の愛情をもらえるのかが大きな課題でした。
気がつけば、いつも心のどこかに寂しさを抱えている子どもでした。
アトピー性皮膚炎を発症し、かゆくて、カサカサして、ジュクジュクして嫌だったけれど、
母や父が、病院や民間治療に駆け回ってくれたことが、私にかまってくれた記憶。
とにかく見てほしかった。愛情が欲しかった。
今の私には、母のおかれた状況が理解できるのだけれど、
小さな私は、母の大変さも愛情にも気がつかず、
自分の欲しい愛情がもらえないことに腹を立て、
悲しみにふけり、孤独で不安でいじけて拗ねて、
いい子になろうとしたり、悪い子になろうとしたりしながら
なんとか自分を保っていきます。
やがて、どんなに頑張っても欲しい愛情が手に入らないとわかると
外に求めるようになっていきます。
私らしく、自由に、楽しく、のびのびと、幸せに生きられる場所を探していました。
22歳で結婚、23歳で長女、25歳で次女を出産、41歳で離婚。
はた目には、自由にのびのびとしているように・・・見えていたかもしれません。
けれどなぜか
いつも心の底から楽しめない、幸せな感じがしない。
なにか罪悪感がある感じがする。
なにをやっても満足できない。
気がついたら母の反応が気になる。
母に認めてほしい自分がいる。
もういやだと思っても、いつもそうなってしまう。
本当はね、無意識に
「お母さんの思うように生きられなくてごめんなさい」
「お母さんの期待に応えられない私は、幸せになってはいけない」
という罪悪感を持つことで、母とつながっている状態。
そして、何か困ったことになったら助けてくれる、
面倒をみてもらえる自分は愛されてる、
そんな苦しい愛情にしがみついていたんです。
当然「私らしく生きられる場所」は見つからない。
いつもなにかを我慢しているような気分
本当の自分を隠しているような気分
そして、楽しいフリ、優しいフリ、忙しいフリ、、、、
アルコール、過食に依存した時期もあります。
心の内側ではどっぷり疲れていく自分。
そこから抜け出したくて、
自己啓発本や心理学を学んでいくのですが
ほんの一瞬は楽になるものの、人生は変わらない。
その後、
NLPやゲシュタルト療法、交流分析、再決断療法など、実践的な心理療法と出会います。
セラピーを受けたり心理療法を学んでいく中で、いつもどこにいても居場所を探していた私が
「あ、ここにいていい。私の居場所がここにある」という思いが、ふっと浮かんできました。
【外に求めていたものが、ここ(私の中)にある】
その感覚が芽生えてから、私のこころのあり方は大きく変わりました。
さらにファミリーコンステレーションと出会い
自分の中に、自分を構成する要素(自分の感情や家族とのつながり)を取り戻し
私だけの、私にぴったりの、私にしか与えられない場所を知り、
そこにいると、楽で、安心で、心地よく、私らしくいられて
必要なエネルギーを受け取ることができるようになりました。
そうやって、
自分の人生を手探りで切り開きながら進んでいくということ、
本来の自然な自分とつながり、
家族や大切な人とつながり、
安心感や豊かさとつながり、
私らしく、自由に楽しくのびのびと、幸せな人生を歩んでいくということが
自然で身近になりました。
どんな自分も自分。
自分を好きになり、自分を信頼して一歩ずつ歩いています。
もちろん今でも
できないことで落ち込んだり、
人をうらやましく感じることはありますが、
そう感じることは自然なことだと受け入れることができるようになりました。
今、自分の居場所がないと感じたり
他人からの評価を求めてしまったり
依存から抜け出せず苦しい状態だとしたら、
私の経験がお役に立てるかもしれません。
ほんの少しの勇気を出して、
一歩踏み出してみてください。
「あなたが見つけるべきものを見つける」お手伝いをさせていただきます。