バーストラウマとは
私たちは、出生時の体験において、心の傷を受けている場合があります。
これをバーストラウマ(出生時心的外傷)といいます。
たとえ自分の記憶に残っていなかったり、忘れているとしても、
無意識の中に刻まれている心の傷があることで、人生に大きな影響を与えることがあります。
・人間関係がうまくいかない
・世の中に強い恐怖感を抱えている(社会に出ることができない)
・人生は苦しいものだ
・仕事やお金などがうまく回らない
・人生に満足感を得られない
・無力感、無気力
・人生が前に進めない感じがする
・達成感がない
・欠乏感、喪失感
などなど、
生きるための土台の部分で、根深い生きづらさとなっていることがあるのです。
バーストラウマには、大きく分けて、胎児期、分娩時と出産後の体験があります。
胎児期の体験は、母親の体内にいた頃の体験で、
母体が強いストレスを抱えていた、地震や災害などに遭っている、事故にあった、流産しそうになった、などがあります。
分娩時の体験では、
難産、逆子、無痛分娩、帝王切開、早産、未熟児、陣痛促進剤、鉗子・吸引分娩、へその緒が絡んでいた、仮死状態、などがあります。
また、出産が原因で、母親が病気になったり亡くなったりした場合も原因となります。
出産後の体験は、
保育器に入っていた、生まれてすぐに母子分離(新生児室で過ごす、母もしくは子の医療措置による入院)の時間がある、乳児院で過ごす、などです。
もちろん個人差がありますので、上記のような経験をされていても、なんの問題もなく人生を送る方もいらっしゃいます。
ただ、原因がわからないけれど、なぜか人生がうまくいかない場合は、バーストラウマを探ってみるのもよいかと思います。
※バーストラウマのセッションはとても繊細なテーマになりますので、丁寧に時間をかけて行う必要があります。
つながりセラピーでは、数回のカウンセリングを受けていただいた後に、ご相談の上バーストラウマセッションをご提案します。